カセットケースの背中のレタリングは自分のセンスです(笑)
いいでしょ?
細書きマジック一本と色付きボールペンで仕上げたものです。
色が茶色に変色してしまっていますが曲名はFM雑誌を切り抜いたものです。
これが便利でいいんです。
なにせ、時間まで記載されていますし、この曲数から言うといちいち手で書くの大変。
1980年も中頃になると安価な家庭用ワープロが普及してきたりしたので、1980年代後半はその熱転写印字によるものが多くなっていますが、でもこれだけの曲数の場合はやはりFM雑誌からの切抜が便利です。
かなり以前、オープンリールデッキ(AKAIでした)を持っていたときは、そのオープンリールデッキでFMからマスター録音しておいてから、後はゆっくりとカセットデッキでカセットに落としていました。
もちろん、そこまでする必要の無いような番組はそのままカセットに流し取り、またはNHK-FMのように「ではどうぞ」という言葉が終わると同時に録音スタートという手法で頑張っていました。
1970年代も終わりごろになるとボクはAKAIのオートリバースカセットデッキを買いました。
10万円近くもするものなので、アジマスエラーについては問題ないだろうと思って買ったのですが、やはりカセットはカセット。
微妙にアジマスは狂っていました。
このデッキで録再する分には関係ない話ですが、他のデッキで再生する場合はその微妙なA面、B面の音の違いが我慢できず・・・・・・・
で結局、1980年代、社会人になってからのデッキはすべてシングルウェイばかり買うことにしました。
そして1992、3年ごろだったか、最後に買ったのがSONYの333でした。
これは長い間使用しました。
重厚で良い音でした。
あ、大事なことを忘れていました!!!!
FMからのマスター録りですが、1980年代中頃にもなりますと世の中の家庭用ビデオデッキがHiFi化されました。
その頃から私はFMからの録音はとりあえずHiFiビデオデッキで流し録りをして、あとでゆっくりとカセットに落とすということをしていました。
音質はなんといいますかきれいなんですけどダイナミックレンジが削がれたような感じでした。
冒険の無い音で安定していたので結構この手法は好きでした。
車でさらりと聴くには問題なし、です。
基本的に私はベータマックスのファンでしたが、レンタルビデオを視たいということもあり、NECのVHSハイファイデッキを買って使っていました。
ちなみに1980年代も終わりごろ、もういよいよベータもオワコンかというタイミングで家庭用としては結構お高いベータマックスデッキを買いました。ベータマックスのテープは学校厚生会?みたいなところではまだ売られていたので、そこを通じてテープはまだ買えていました。
いやあ、今でも画質はベータマックスの方が好みであったと思っています。
さらに言うと、長時間モードのベータIIIの扱いが良かった。
例えば当時2時間半の番組があったとして、それを切らずに録ろうとすると、VHSの場合はいきなりの3倍モードで録るしかなかった。
画質はガクンと落ちます。
でもベータマックスの場合でしたら1.5倍モードのベータIIIで、通常よりもあまり画質を落とすこと無く録ることができたので、そういう意味でもベータマックスの方が良かったです。
何にしても当時はまだCDが世に出て日が経っていず、私といえばPIONEERのLD,CDコンパチ機でCDを聴いていた時代です。
あの時代の製品は結構重厚に作られていて、コンパチ機とはいえ、CDの音質がすごく良かったです。
さてそんなカセットですが、CDを自分のパソコンで焼けるようになったこと、また長時間盤もMP3に圧縮して入れて、そのCDが再生できる機材が増えたこともあったりして、カセットテープに頼ることが激減。
そもそもいつもいうアジマスエラーだけは本当に嫌で嫌で・・・・・ということから離脱できたのですから、私にとっては超ハッピーな時代を迎えたわけです。
それがあなた!
昨年末にゴミのような中古のカセットデッキを買ったせいで、今から何十年も前のテープを引っ張り出してくる日が来るとは・・・・・・・
女房には内緒ですけど、このゴミのようなカセットデッキを買ったのにはそもそもの目的がありまして・・・・・・
他社の某可愛らしい女子社員さんの声を録ったテープが我が家に存在しておりまして・・・・・・
そのテープを聴いてみたくなったのがきっかけでして、決して今更にカセットテープを聴こうという目的ではなかったのです。と言ってもやはり録音したときのコンディションによる音の差はいかんともしがたく・・・・・・
テープのタイプ、ドルビーのON、OFF、しかもDOLBY BタイプとCタイプとか・・・・・もうめちゃくちゃ。
そんな環境に合わせて聴くのですが、録った時点での機器ごとに微妙に違うアジマスによってどこまで当時を音を再現できているのかもわかったものでは無い。
こんなカセットテープが最近またちょっと人気だったりするらしい・・・・・・
やわらかい音が良いって・・・・・・・それってアジマスが狂っていることによる高域レベルがさがっているだけじゃ無いの?と勘ぐってしまう。
レコードもしかり。
外周部と内周部の音の違い、と言ってもジャンルによってはそれほど気にはなりませんが、女性ボーカルのものはどうしても目立ちます。
デジタルの時代になってそれらの欠点が無くなっているのに今更にね~と思うのですけど・・・・・・・
昨日は我が家の4台の車のタイヤを換え、ジャガイモ植えたりで、しっかり良く働きました。
今日は自室にこもってお茶でも飲みながら、カセットテープを眺めて当時のいろんな記憶をたどってみても良いかも、と思っています。
あ!20日は休日だ!
嬉しいな♪
と最後はとりとめの無いグダグダ話になってしまいました。